世の中の一隅を照らす物流を目指して

両備ホールディングス株式会社 上席執行役員カンパニー長
両備トランスポート株式会社 代表取締役
荒木 一守

物流は、人々の暮らしと産業を支える社会インフラです。

しかし現在、物流業界はドライバー不足や人口減少、環境問題への対応など、大きな変革の時代を迎えています。
私はこの変化を危機ではなく、物流の新たな価値を生み出す好機であると考えています。

両備トランスポートは、時代の変化に挑戦しながら、持続可能な物流サービスの実現を目指してまいります。
そのために、「5つの座標」を意識しています。やりたいことです。

第一は、物流DXの推進です。
デジタル技術とデータを活用し、安全性・品質・生産性をさらに高いレベルへ引き上げてまいります。

第二は、物流不動産事業の強化です。
戦略的な物流拠点の開発と運営を通じて、お客様のサプライチェーン全体を支える基盤づくりに取り組みます。

第三は、仲間を増やすM&Aです。
同じ志を持つ企業との連携を深め、互いの強みを生かしながら、より強固で持続可能な物流ネットワークを構築してまいります。

第四は、システム・マテハンと連携した物流プラットフォームの構築です。
人の力とテクノロジーを融合し、新たな物流価値を創造するとともに、お客様へ最適なソリューションを提供してまいります。

第五は、ASEANコールドチェーンの構築です。
成長著しいASEAN地域において、日本品質の温度管理物流を展開し、国境を越えた物流ネットワークの実現を目指します。

そして、これらすべての挑戦を支える根幹こそが、安全品質活動です。
安全なくして事業の発展はなく、品質なくしてお客様からの信頼は得られません。
安全品質活動において世界一を目指したいと考えています。

それは数字や評価だけではなく、社員一人ひとりが誇りを持ち、お客様や地域社会から最も信頼される企業になることです。

私の好きな言葉に、「世の中の一隅を照らす」があります。
一人ひとりが持ち場で最善を尽くし、その小さな光が集まることで、社会はより明るく、より豊かなものになります。
私たちは物流を通じて、お客様を照らし、地域を照らし、社会を照らしていきたいと考えています。

両備トランスポートはこれからも、安全品質世界一への挑戦を続けながら、新しい物流の未来を創造し、「世の中の一隅を照らす」企業であり続けます。